瞑想のススメ
トロントは本格的な雪が降った。
深々と降り積もるところを見ていると心が落ち着く。
雪を見て少し嬉しい気持ちになるのはまだ、まだ子供って事なんだろうか。
今日は瞑想についての話
欧米ではマインドフルネスと言われ、グーグルなどリーディングカンパニーでも採用されている。
その驚くべき効果は
酸素を意識的に脳に取り込む事で脳機能を改善し主に海馬と扁桃体に作用する事が分かっている。
海馬は短期記憶を司り記憶力が向上する
扁桃体は感情を司り危機を感じたり人に恐怖を与える
これが非常に厄介で原始的な時代では生命を守る為に大活躍だった。
しかし、日常的に野生のトラや熊に襲われる事がなくなった現代では、扁桃体がうまくコントロール出来ないと何か行動を起こす時の障害になる。
すごく分かりやすい例が
「ストリートナンパ」
ターゲットの容姿に比例しアタックする時の恐怖感の量や声掛けに必要な勇気が増す。
これの要因は太古の昔、人間がボス猿を中心とした群で生活をしていた時
容姿端麗で生物学的に優れたメスはボスの女だった可能性が高い。ボスの女に手を出せば、攻撃の対象になり勇気のある若いオスは群から追い出され命を落とし淘汰された。
と言う説がある
この説が正しければ現代人は扁桃体がしっかりと働き臆病になる事で命を繋いできた猿の子孫である事が言える。
生存戦略としては大変優秀である。
ただ弊害もある
現代でいうなら通勤電車に揺られ勤め人をしながら長いものに巻かれ、安心安定と引き換えに男として一生日の目を見る事ない人とたちの事と同意である。
安定した勤め人がいいとか悪いとかそういう話ではない。
脳に埋蔵された太古からの遺産とも言うべき扁桃体のせいで
行動を起こして人生をいい方向に変えられなくなってしまうのが問題である。
とある研究機関ではマインドフルネスを1日30分8週間続けた被験者の脳に明らかに変異が見られたと言う。
やーまんは朝昼夜の10分間ずつ瞑想するのをルーティーンとしていて、以前より感情のコントロールがつくようになってきた。怖く感じ一歩踏み出しづらかった事も出来るようになった。
間違いなく優れた効果がある。
もちろん無料である。
障害になるのは毎日続けるのが面倒臭いと言う感情だけである。
自分の感情を統制出来ない人が相手をコントロール出来るわけがない。
瞑想で必ず人生を変える。
本日は以上、