自助論を読了
「天は自らを助くる者を助く」
イギリスの医師兼作家であるサミュエル・スマイルズの「自助論」の一説である。
実践本から自己啓発本まで読み漁っているわけだが吸収した先人の叡智と読了した感想を述べたいと思う。
要点は以下の通りである。
「信念を持ち自分を内側から律する」
「時間を無駄にせず、有効活用する」
「勤勉かつ質素倹約」
「礼儀作法は全てを引き寄せる」
「労を厭わず一生懸命働く」
有能な人間になるには天性と勉強と行動力と情熱が必要不可欠であると著者は説いている。
他人に助けを求めるのではなく自分の事は自分で助けるとと言う自責思考の権化になる必要がある。
だいたいこの手の本を何冊か読むと大切な事は重複すると見てよい。
この本で一番気になったのは「礼儀作法」の部分で、なんとか流宗家の一門でない限りほとんどの人は生まれてから見よう見まねで体得してきたにすぎない。
本著でも巻末の方で触れている為、重要視していると考えてよい。
ついては「礼儀作法」についてクローズアップしてみようと思う。
この辺りは武士道にも通ずるので大変興味深い分野である。
あと本著の内容以上に申し上げたいことは
「本の読み方である」
先日の記事にさせていただい80対20の法則だと、人の人生に影響を与える大事なことは本1冊の20パーセントにしかすぎないことになる。
物語や小説などを除いて
重要な箇所だけをピックアップし理解する、他のそれほど重要ではない要素は軽く流し読みする程度でよいと考える。
馬鹿正直に最初から最後まで読んでいたら人生があっと言う間に終わってしまう。
一冊に付き三回程度速読し要点をブログに書きアウトぷっとするのがよろしいかと存じ上げる。
本日は以上、