トロントでタイ料理を食べてセントローレンスマーケットでお土産を買う
今日はよくあるフレンチレストランのシェフのお任せコース料理ぐらい季節感がある記事を書こう。
もちろんメインディッシュは一年中「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」である。
季節感もくそもへったくれもあったものではない。
このパラドックスついてどなたか解明してほしい。
そして
ぼっちクリスマスの権化とかした私は、狂犬病にかかった柴犬のような鋭く混乱した目つきでトロントの赤レンガ倉庫に足を運ぶことにした。
ダウンタウンの東側に存在する、「ディスティラリー地区」では毎年この時期になるとクリスマスマーケット開催している。
場所は地下鉄TTCのKing駅から徒歩15分ぐらいの場所にある。
その前に急に催したかのようにタイ料理が食べたくなりトロントで4店舗ある老舗タイ料理レストラン「Sukho Thai」に立ち寄ることにした。
早速、シンハビールを注文するも品切れというイタリアンレストランであればハウスワインがないぐらいの重篤なアクシンデントがあったものの、コロナで手打ちにし海老のパッタイとマンゴーのサラダと注文する。
シャキシャキと歯触りのよくほんのり甘いマンゴーとビネガー、レモングラス(多分)の風味が爽快な一皿。
お待ちかねのパッタイである。味は平均的ぐらいで量が多い。女子であれば3人前ぐらいはあるので気をつけてほしい。
上記二品にコロナボトルを頼んでチップ込みでしめて40$。
高すぎる。かなり控え見えに言っても高すぎる。
日本円で3400円程度と換算する。
ランチでこの値段とはお昼ご飯を500円ランチで済ましているダボダボのスーツとヨレヨレのワイシャツを着こなし新橋を颯爽と闊歩する自称企業戦士である「スーーパーーエリートサラリーマン」からすれば清水の舞台、いやナイアガラフォールズから心中するぐらいの狂気の沙汰である。
もし、
トロントでタイ料理を召し上がるならチャイナタウンにある「Thai Country Kitchen」の方が断然おすすめである。
パッタイの味も量も値段もベターであり、いかなるタイミングで来訪してもちゃんとシンハビールが冷えている。
気を取り直し、寄り道がてら「セントローレンスマーケット」でお土産を買おう。
セントローレンスマーケットはお気に入りのスポットであり、平日に昼間に行けば閑散としたマーケット内をゆっくりとショッピングできる。
パニーニなど軽食もあり食事にも買い物にも優れたスポットである。
また、巨大な肉を購入したければなんでも揃う。
原人の宴に使うようなトマホークサイズの骨つき肉も手に入る。
そしてお目当はこれである。
カナダの名産品のアイスワインのフレーバーを紅茶に纏わせており甘い香りとブドウ芳醇さがほんの少しだけ味わえる一品である。
この木箱入りの物はネットショップを見た限り、日本未発売である。
やーまん調べなのであてにならないがある程度の希少性は確保できている。
トロントのスーパーでもこれと全く同じものは見かけたことはないのでセントローレンスマーケット内地下で一番奥にあるお土産屋さんでしか手に入らないはず。
他にどこで買えるかご存知の方は情報を求む。
箱が可愛いし、女子受けいいし、場所も取らないし、割れないし、日本に売って無いし、高すぎず安すぎないし自分用にも買うぐらい美味しいのでカナダのお土産でお悩みの方はもう迷う必要は無い。
結局、メープルシロップを買っても重いし、割れるし、日本で買えるし何と言っても普段使わないのでわざわざメープルシロップを使うためにパンケーキを焼くという主従関係が逆転した摩訶不思議な現象で関係者を混乱させてしまう。
それはインスタにアップしたいが為、料理を注文しながら8割食べ残して帰るキラキラインスタグラマーぐらい達が悪いのでメープルシロップをお土産にするのはやめた方がいい。
そして気になる点が
スーベニアショップが数店舗あるのだがよく観察するとほとんが中国人の経営。
同じ商品でも隣の店舗と価格が違うという商売の基本である「市場調査」を怠ったとても気さくでアットホームでユニークかつ値切りにシビアの中国人たちも見所の一つ手である。
次記事でクリスマスマーケットをレポートさせていただく。
本日は以上、