本当の日本近代史 その三
イギリスの傀儡であり、突貫の明治政府に反発する機運が高まっていた。
そしてそれはすぐさま形となる。
もちろん京都の主導権争う戦いであり
新政府軍と旧幕府軍の戦いは「鳥羽伏見」で火蓋を切って落とされた。
ここに「武士道」対「ユダヤ金融」最後の戦いが始まったのだ。
新政府軍は苦戦を強いられるが大方の見方であった。
旧幕府軍は新政府軍の3倍もの兵を有していたからだ。
しかし、
新政府軍の朝廷に対する巧みな工作により形成が逆転する。
朝廷から官軍のお墨付きをもらった新政府軍は
当時、下級公家だった「岩倉具視」の工作により「錦の御旗」を掲げることで旧幕府軍の士気を下げることに成功する。
それは
「錦の御旗 = 天皇の勅命」
だからである。
「天皇には逆らえない」
「賊軍扱いはごめんだ」
後日譚でその御旗は偽物であっとされるが旧幕府軍に対しこのような感情を抱かせるには十分であった。
これにより徳川慶喜率いる旧幕府軍は京都を捨て敗走、江戸へ退却せざる負えなくなり江戸総攻撃の前夜へと繋がって行く。
新政府軍は徳川家と慶喜に対し厳しい処分を要求することを決定した。
もちろん「切腹」である。
徳川宗家を断絶しておかないと歴史が繰り返される可能性があった。
実際に平清盛は源頼朝を殺さず、島流しにしたため滅ぼされている。
江戸の街は世界最大規模の城下町。
もし総攻撃ともなれば火の海となるのは必死、
100万人の人々が戦火に巻き込まれ、家屋は焼け落ち地獄かと見まごうほどの業火で包まれ阿鼻叫喚の世界となるだろう。
それは是が非でも回避しなければいけない。
そして武士達が立ち上った。
新政府は「西郷隆盛」
幕府側は「大久保一翁」「山岡鉄舟」「勝海舟」らが江戸の薩摩藩邸にて会談する段取りが整った。
徳川幕府が無条件降伏しない限り攻撃は避けられない。
正に一進一退、一触即発である
そして
「西郷は勝を信じた」
江戸城無血開場は現実となり、幕府は無条件降伏し慶喜は最後の征夷大将軍になった。
華の大江戸の人々が血を流すこと無く
この無血開場は最後の武士による英雄譚だったと歴史の教科書は教えてくれた。
しかし
本当は英雄たちの力が全てではない。
無論ユダヤの力が介在する。
英ロスチャイルドが新政府軍に対し、
「江戸総攻撃を中止せよ」と命令が下されていたのだ。
江戸が総攻撃され都市機能が壊滅すると貿易に支障が出る、復興に莫大に費用が掛かるなどの理由であった。
全ては「マネー」であるロスチャイルド
血に汚れたの狡猾さが日本列島を侵食していく中
武士の清廉潔白さが一死報いてくれた。
徳川家が明治政府に対し完全降伏したと言うのは歴史的大事件であり、
日本を支配していた徳川家と武士は莫大な既得権益を有していた。
しかし、それをあっさりと新政府に譲渡したのは武士の潔さに他ならない。
「徳川幕府の天下」と言う最大級の既得権益を手放した「武士」の潔さと潔白さ、血に汚れたユダヤの支配との対比はなんとも皮肉なものである。
この潔さ、潔白さに武士道を感じ胸が熱くなるのは私だけだろうか。
その後
劣勢となった旧幕府軍は東北戦争、さらに北上し函館戦争で最後の抵抗を見せる。
新撰組の「土方歳三」達は奮戦するも討ち死にし、榎本武揚の降伏により新政府の完全勝利で幕を閉じるのであった。
そして新時代に突入する。
完全なるロスチャイルドの傀儡となった日本は外国との戦争に明け暮れるのだった
本日は以上、
明日に続く!!