和食は体に悪い
最近一番刺さったトークはお互いの誕生日のくだりで
「自分の誕生日は一年に一回、母親に感謝する日だと思う」
「お袋が母親になった記念日だよね」
である。
女性は十人十色なのでどのトークが刺さるがわからないが
これで抱ければ訳ない
よかったらみんなも使ってみておくんなまし。
前置きはこれぐらいにし本題に入る
いわゆるジャパーニズレストランで働いているわけだが
日本食を正しい形で提供すると言うコンセプトを貫くため全員日本人のスタッフで運営している。
そして和食をベースに料理を作るのだが
強く思った事がある
「砂糖をこんなにも使うのか」
コカインみたいに精製されたグラニュー糖をほとんどの料理に使っている
お寿司のシャリ、刺身醤油、焼き鳥のタレ、煮物、牛丼、関東風卵焼きなどなどあげたら本当にキリがない。
そして
どうやら美味しい物の勝利の方程式は
「炭水化物 ✖︎ 砂糖 ✖︎ 油」
であり、例えば
お寿司なら
「ご飯 ✖︎ 寿司酢 ✖︎ 大トロ」
牛丼なら
「ご飯 ✖︎ グラニュー糖 ✖︎ 牛ばら肉」
調理を工程を見たら食欲が失せるのは言うまでもなく
これらの方程式の解は不健康でしかない。
和食はヘルシーなイメージがあったが現実は不都合な真実ばかりである。
そもそも
なぜこんなに砂糖を多様するようになったのか?
早速、歴史を遡ることにした。
時は江戸、8代将軍吉宗の時代
砂糖は茶の湯など上流階級のたしなみだったが、江戸時代になると庶民の食生活にも浸透する。
しかし、ほとんどを輸入に頼っていたため砂糖の代金として多くの金銀が海外に流出し幕府にとって大きな痛手となっていた。
そこで泣く子も黙る名将軍、徳川吉宗は国内で砂糖を生産し流通させる為
「砂糖生産奨励策」を打ち出す事になる。
この政策のおかげで大衆にも安価に供給され、砂糖が料理にガンガン使われる流れが出来上がるわけだが。
天下の吉宗も未来の人間の健康被害までは予想出来なかったであろう。
精製された砂糖は中毒性があり本当に麻薬と一緒である。
今後はオーガニックで精製度合いが低い砂糖を使ったり、減糖を意識した和食の流れが主流になる事を祈る。
本日は以上、