会社は無能な人であふれてる
ピーターの法則ってのがあります。
会社や組織の中では管理職や役職者はだいたい無能な人だという法則です。
どういう事かと申しますと
優秀は人はどんどん昇進していきます
ヒラ社員から主任になり係長、課長、部長などなど
例えば営業マンなどセールスの技能が有能で昇進したとしても管理職になれば部下のマネジメントなど別のスキルや知識が必要になってきます。
自分の能力で次の役職へ行けるうちはいいのですがいつか頭打ちになり、現在のポジションより上に行けなくなった時点でその人はその役職で無能になるという説です。
確かに思い返してみるとそうだなと思います。
組織が出かければ大きいほど無能なやつがらたくさんいます。
やーまんがホテルのコックさん2年目の時にとあるゼネラルマネジャーが新しく赴任され、その方が行った改革の無能さたる。
ホテルといえば朝食に供される焼きたのパンが醍醐味の一つですよね。
当時リーマンショックの影響でホテル自体の集客が及ばず、目標の売り上げに達していない時期でした。
そこで人件費を削減せよとお達しがあり、ホテル全体で見直しが入りました。
そのゼネラルマネジャーの方が取られた方針が、ホテルの醍醐味であるベーカリー部門を廃止し冷凍パンを温めて提供する方針にしたことです。
会社のコンプライアンスでは顧客満足の向上を至上命題にしていたはずなのに。
結局、ベーカリー部門は廃止されホテルのとしての格を自ら落とすことになりました。
部門とは言っても実際にべーカリー専任スタッフは二人だけでそんな人件費削減しても焼け石に水です。
やーまん直属の上司はとても尊敬出来る方でしたが、ゼネラルマネージャーの提案だからとその案に賛成していたのを見てがっかりしたのを今でも鮮明に覚えています。
というか
集客や目標売り上げに達成していないのは
確実に
誰がなんと言おうと
経営責任です
末端社員には関係ないし、当然お客様には全く関係ありません
よく、末端社員に経営者意識を持てとか言ってるやつがいますがそういうやつが一番信用なりません。
経営者意識を持つとは経営側の都合のいい願望です。
経営者の利益と末端の利益は相反するのが常です。
経営者は
労働力を最大限絞り上げ、低賃金でこき使いたい
末端は
最小限の労力で、高い賃金が欲しい
だからです。
会社自体のコンプライアンスに反してまでホテルのベーカリーを無くすぐらいなら、経営陣は責任とって自ら役員報酬の一部を返上しその費用に当てるべきだと。
二十歳そこそこだったやーまんは思ったのを思い出しました。
変革を望まない組織や人間は、意見してくる自分より有能な部下より、無能はイエスマンの方が都合がいいはずです。
なんでかって言ったら
自分より無能なやつをコントロールするのは容易いから
だから日本の組織は腐敗していくんだと思うよ。
本日は以上、