一番美味しいところ
最近、お店が暇なんです。
ぐっと寒くなっのでみんな出不精なんですかね。
やっぱり寒くなればあったかいものが食べたくなるもので
顧客のニーズは季節と同じく日々移り変わっていきます。
やーまん前職の商社マン時代にコンビニのスイーツを作るベンダーとたくさんお仕事させてもらいました。
ベンダーさんや下請けの製造業者は奴隷のようなひどい扱いを受けていました。その話は別の機会に
コンビニは日々移り変わる顧客のニーズに対しPOSのデータをフル活用し販売数を予測しベンダーへ発注します。
そしてPOSデータでは単純に商品の販売数、売れ筋を見るだけではなく、時間帯別や天候や気候その他様々な要因を検証することで販売予測を数値化し機会ロス、廃棄ロスを減らすための生命線です。
そういう仕組みや考えた方は非常に大事。
システムに莫大なお金がかかるため零細企業は同じものは導入できませんが、日々の記録を残していけばいずれ財産になりえます。
実際にお店を運営するときには
曜日、時間帯、天気、気温、客数、年齢層、販売数、近隣でイベントの有無など数値化を蓄積したいと思います。
前年の同日がどんな1日だったか知ることが出来れば大いに役立つはずです。
どうしても暇な時があるのは致し方ありませんが、予測出来れば手の打ちようがあります。
しかし、予測が出来ない状態で暇だと間違いないく悪循環に陥いるでしょう。
仕込んで準備している料理が回転しない
どんどん劣化する
美味しさのピークを逃す
お客さんに満足頂けない
リピートに繋がらない
最悪、廃棄になると材料費が上がる
まさに悪循環!!
そんな中気づいたことがあります。
その日一番美味しい料理は毎日違うということ。
その理由について料理を二種類に分別して考えてみました。
出来立てが美味しい料理と
寝かせた方が美味しい料理があります。
どちらも美味しさがピークになるタイミングが違いますが
わかりやすく例えると
オムレツはあったかく卵がふわふわしている出来立てが美味しいです
煮物は味が染み込んだ2日目が美味しいです
カレーは3日ぐらい寝かした方がまろやかになりコクが出て美味しいです。
メニュー自体ではなく、食べ頃という時間軸で考えると美味しい料理は毎日違う訳です。
一つ一つ食材や料理の旬を逃すことなく、お客様に提案し提供することがもちろん基本ですがちょっとした気遣いがお客さんに喜ばれる秘訣。
本当の今日のおすすめを提供出来るよう日々アイディアを絞って行きたいと思います。
本日は以上、
チュクチューン♪